以前書きましたが当針灸治療院は、「心の健康における鍼灸の効果に関する国際共同研究」にも参加しています。
精神疾患であるかどうかに関係なく治療院を訪れるすべての患者様にご協力をお願いしておりますが、今日はその中のうつ病の方の一症例を簡潔に書きたいと思います。
この方は、ぎっくり腰で来院されましたが、問診していると出産前後(2009年ごろ)よりうつ病にもかかっているとのこと でした。BDIテストをしてもらったところ、最初は41点でした。
BDIテストとは、抑うつの程度を客観的に測る自己評価表です。 BDI テストを行うことによって、憂鬱感や不安感、焦燥感、自責の念など自分自身の気分の傾向を数値として測定します。 自分自身を客観的に見つめることができ、うつ病判定のひとつとして世界中で利用されています。
この指数で41点は、6段階の最高ランクの 『極度のうつ状態』 に分類される程の点数です。
三か月間、週に一度程度の間隔で針灸治療を行うことによりこの数値は、25点にまで減少しました
これは、『中程度のうつ状態』 に分類され、前回よりBDIでの分類上、二段階うつ状態が改善した状態です。
もちろんこの間に投薬量が増加されたのではなく、精神科での薬の処方は、精神安定剤や睡眠薬は、頓服から無しになり、抗うつ薬は40?から20?に半減されました。
これまでは、薬によって不安感や憂鬱感を抑えていましたが、薬なしでも良い状態を少しずつ保てるようになってきています。しかも、二年間精神科で改善してこなかったものが、約2か月半でここまで改善してきました。最初に来院してきた際は、問診しているとぼろぼろと涙をこぼされていましたが、今は明るい表情で来院されてくるので、治療をしていてもとてもうれしいです
うつ病やパニック障害等ほかの精神疾患の方たちも定期的に針灸治療を受けている方はみな、仕事に復帰したり、投薬量が減らされて来たりしています。
針灸といえば腰痛と考える方が多いので、うつ病で鍼灸治療院とはなかなか考え付かないかもしれませんが一度試してみることをお勧めいたします。
鍼灸って素晴らしい!![]()
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