鍼灸講習会・学会報告」カテゴリーアーカイブ

積聚会学術大会

 日曜、月曜と積聚会学術大会に参加してきました。

 昨年までは一泊研修会という呼称で九十九里や習志野などで行なわれておりましたが、今年から名称が変わり、場所も浅草橋に移っての開催です。

 研修会だと会からの一方向の情報提供という形式ですが、学術大会として双方向で会を盛り上げていく方針のようです。会長の交代という大きな発表もありましたが、これからも会として発展していく基盤が着実に作られているのを感じました。鍼灸のこうした会では、突然、解体というショッキングな報告を耳にしたこともありますが、積聚会は安泰(?)のようです。

 学術大会という名称変更からわかる方もおられると思いますが、例年では会長の講演がほとんどでしたが、今回は副会長や講師の方など様々な方の話をお聞きする機会でした。
 どなたも貴重な話ばかりで自分の未熟さを毎回のように感じさせられます。。
 個人の治療院にいるとどうしても日々の鍛錬がおろそかになりがちですが、その大切さを改めて認識させられました。

 そして最後の会長の講演。素晴らしいの一言。長年の臨床を積み重ねてきても更に新たな事を模索する姿勢に励まされます!
これからの臨床に早速活用したいです。
 でも、その前に自分の身体に誰か行なってほしいと切実に感じてしまう内容でした。これからが楽しみです。

 せっかく浅草に来たので、朝ドラの影響もあり、寄席にでも行こうかと思っていましたが、体調の優れない方が自分も含め多そうなのでまっすぐ帰宅しゆっくりと静養しました。寄席はまたの機会に。

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心理療法

 先日の日曜日は、東京スキンタッチ会の講習会に行ってきました。

 今回のテーマは 『心』。臨床心理士の先生の講演でした。
 心理療法の現場で、学童期、青年期に表面化してくる様々な問題(いじめや不登校、摂食障害、自傷行為など)を心理療法士がどのような視点で捉え、どう親子と向き合っていくのかをお聞きしました。

 こうして書くと、非常にソフトな感じですが・・・とても書くことのできない、とてもディープな話でした。

 当たり障りのないよう簡単に書くと、ADHDなどの疾患名が一人歩きしている現状、統合失調症や認知症と同じような症状のみられる解離性障害が見過ごされている現状、0歳児の親との時間の大切さ(0歳保育の問題)、同情ではなく共感の大切さ等々です。
 大学で若干心理学も学びましたが、心理の専門家ではありませんし、そちらの専門家になることは自分には出来ないと痛切に感じました。
 治療家という仕事柄、心理面を無視する事はできないので、少しでも『共感』することを意識しつつ患者さんの話に耳を傾けるように気をつけたいと思います。

 当鍼灸院では多くの乳幼児や親子と出会います。先々子どもに現れるかも知れない問題を乳幼児期に予防できたら、どんなにいい事でしょう。親子を見守る役目の私たちが、親との関わり方、アドバイスの仕方などのポイントや予防法などを学べる貴重な機会でした。

 未だに、子供に鍼をするなんてかわいそうと言われる方がおられます。特に男性。
 でも、小児鍼灸は、痛くありません。とがっていない棒で体中をなでなでさするだけです。それだけの事ですが、かんしゃくなど様々な子供の問題が改善していきます。詳しくは小児鍼灸に関するよくある質問を参照ください。

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北海道学術大会

 先週は、お休みをいただいて北海道で開催された全日本鍼灸学会の学術大会に参加してきました。毎年開催されていますが、今年は北海道、約20年ぶりに北海道へ行ってきました。
 以前は遊びで車中泊を繰り返しながら北と東方面をぐるぐると回りました。今回は、札幌でお勉強の日々。ですがもちろんいくらかは余裕を見てスケジュールを組み、小樽と余市にも行ってきました。
 観光地は中国人と修学旅行生ばかり、そしてニッカウイスキーの余市工場に行くと高価なお酒だけ売り切れ。中国人の凄さを肌で感じてきました。

 もちろんそれだけでなく勉強もしてきました。
 今回は9つの会場から自分の関心のある演題の物を選択できました。関心のあるものがいくつも重なっていたので、どれを聴くか悩みましたが、不妊、逆子、心療内科、小児、顔面神経麻痺などの演題を聴いてきました。
 
 積聚会の講習会にも今年も参加しておりますが、それだけでなく様々な分野にわたり研鑽に励み、治療家として成長していきたいものです。
 

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パーキンソン病と鍼灸

 先日の日曜日にパーキンソン病鍼灸フォーラムに行ってきました。場所は、信濃町の慶応大学。

 慶応大学は、初めて行きましたが、広々とした東大と比べて、ごちゃごちゃしていてわかりにくく、方向音痴の自分は目的の校舎にたどり着くまでに大分迷子になり、日頃の運動不足を解消できた感じです。

 千葉鍼灸学会を中心として立ち上げられた鍼灸フォーラム。今回は、お世話になった湯浅先生を始めとして、長野の水嶋先生など著名な医師から鍼灸師まで豪華な講師陣でした。

 中でもやはり湯浅先生は光ってます!!お世話になった分色眼鏡で見ているかもしれませんが、惚れ直しちゃいます。

 導入部分では、パーキンソン病のセミナーで、ご自分も鍼灸を活用しているにもかかわらず、「『パーキンソン病の鍼灸』などある特定の疾患に対する鍼などは存在しない!」と、語られたときは拍手喝采したくなりました。

 もちろんパーキンソン病に鍼が聞かないというわけではありません。そうではなく、東洋医学と西洋医学では身体の診方が全く違います。西洋医学の病名をもとにして治療するのではありません。身体の根本部分から治療することにより、その結果として、あるときはパーキンソン病の諸症状が緩和されることもあれば、四十肩が改善するときもある。西洋医学的な病名に基づいて治療するわけではないのです。同じ病名でも個々異なりますし、身体の根本を治療していけば勝手に身体が治ってくれるんです。人間の身体はくすしく造られていますから。

 新規の患者さんからの問い合わせで圧倒的に多い質問が、『〇〇の鍼灸はできますか?』というもので、仕方がないと思いつつも「東洋医学は理解されていないな〜」と感じ、どのように答えるか困ってしまう質問でもあります。著名な医師にその点を語って頂き、とても嬉しかったです。

 それとともに心にまで講演が発展した点も印象に深く残っています。
 先週のスキンタッチ会の講習でも、最新の皮膚科学に関して学びました。その中では、脳と同様に外胚葉から発展した皮膚は触れられることにより、感情を感じ取ることもできている点も扱われ、お互いに様々な感情を抱きつつ相手に触れる実技もありました。
 先週の講習とも繋がり、とても興味深かったです。
 そんな折に今度は知人のフェイスブックで似たことが紹介されていました!小学生の夏休みの自由研究です。触れるということとは、ちょっと違いますが、ありがとうと声をかけることの大切さ。

 リンク先を見ていただければわかりますが、ご飯を炊いて、二つの瓶に入れ、長期間保存。片方はそのまま放置します。もう一方には毎日ありがとうと声をかけるというものです。
 結果は、片方は腐り、もう一方はそのまま形をとどめていたそうです。小学生の自由研究ですからたまたま無視した方の瓶に汚れや多数の菌がいたのかもしれません。でも、興味深いです。きちんと追試してみようかと考えています。

 お米にまで気持ちが伝わるのですから、人間にはもっと伝わるのではないのでしょうか。
 心から治療に携わり、心から治療していく、そんな治療家になりたいな、と思い直した一日です。
 もちろん、そんな抽象的な話ばかりではなく、パーキンソン病に関して、また鍼灸治療に関して、たくさんの点も学んできました。
 さらに治療家として成長できますように☆彡

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最新の皮膚論から見た心身の健康

 ご無沙汰しております。久しぶりのブログの更新です。

 昨日、スキンタッチ会の講習会に行ってきました。講習のタイトルは、今日のブログの主題ともした最新の皮膚論から見た心身の健康です。講演者は皮膚に関する研究で数々の著作を持っておられる山口創先生!!

 自分自身も何冊も著書を購入させていただき尊敬している先生のお一人です。今年に入り、自身の体調の事も有り、講習会への参加を大幅に減らしておりましたが、今回は重くなった腰をあげて参加してきました。

 結果。予想以上!!参加してよかったです。ブログを書いておいてなんですが、書き用のないぐらいたくさんの点を学ばせていただいた一日でした。ここまで充実した講習会は久しぶりかもしれません。

 これまで小児に関する著作も多く、今回も夜泣きに対する皮膚科学の面からのアプローチに関しても有りましたが、それ以外にも摂食障害やうつ、アトピー、果ては夫婦関係にまで幅広い分野にわたり、皮膚科学の最新情報を教えていただきました。あまり詳しく書くと誤解を生じそうな内容もありましたので(特に夜泣き)詳しくは書きませんが、医者などにかからずとも自分と家族だけで健康を管理できるのではと感じさせられました。日々、自分のような治療家や医師など必要のない時代が来れば良いと考えている自分は随所に感動!!時間とって参加してよかった〜!!

 人間は本当にくすしく造られています。問題は人間がそれを理解せず、誤用している事。

 今日も一日たくさんの方を治療させていただきました。そして自分自身も癒されました(講習に参加した人しか意味がわからないと思います。スミマセン)。毎日毎日感謝の日々です。

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