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大規模接種限定の接種券《柏市》

 新型コロナウイルス対策として、少しでも早くワクチンを接種したいと思われている方もおられることと思います。しかし、報道されているように接種したくても接種券がないという方が大勢おられます。

 柏市では、大手町で行なわれている自衛隊の大規模接種を希望する方に対して、申請することにより接種券を早く郵送しています。自衛隊の大規模接種のためワクチンはモデルナ製となります。

 これまでは、高齢者限定でしたが、接種年齢が引き下げられたことに伴い、高齢者でなくても申請することが出来るようになりました。

 先日書いた基礎疾患のある方やBMI30以上の方の申請と合わせ、ご希望の方は、お早めに柏市のホームページから申請をおすすめいたします。

 ワクチンに関しては、打つリスク、打たないリスク共にあります。私や同居している家族は皆接種予定ですが、接種するかどうかは各人が熟慮し、決定してください。なお、腕が痛い、だるい、発熱など接種後早い段階で現れる様々な副反応には鍼灸治療が効果的です。こういった副反応が怖い、つらいと言う方は、接種後早めに当鍼灸院を受診されることをおすすめいたします。

 この記事は情報提供を目的としたもので当鍼灸院としては接種を推奨、強制するつもりはありません。

 

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全日本鍼灸学会 学術大会

 先週末、全日本鍼灸学会の学術大会に参加しました。去年は、コロナ禍のため中止となったため、二年ぶりの開催です。

 今年は、福岡での開催。ですが、もちろん感染対策のため現地での開催はされず、オンラインでの開催です。

 ブログには特に記載していませんが、コロナ禍が続き、様々な講習会がオンラインで開催され、出席してきました。オンラインでの開催は、主催者側も初めての試みなので、ご苦労されていることと思います。参加者の側からすると移動することなく参加できるので助かります。普段参加していない遠方の講習会にも参加したくなったりして目移りしがちです。しかし、自宅からの参加だと家事、育児、介護などに携わる方にとっては、講習との線引きが難しく集中できませんね。

 今回開催の学術大会は、3日間にわたる講習会です。充実した時間ですが、3日間連続なのでなかなか頭が疲れます。。しかもオンラインという性質上、普段はない後日、録画配信もあります。同時に開催されるセミナーもあるので、全部聴くと5,6日間学び続けることになります。考えるだけで頭が破裂しそうです。。

 3日間のライブ配信を通して、更に成長できた気分です。気分障害や顔面神経麻痺、経絡、災害医療、安全対策等々、多岐にわたる事を学ぶことが出来ました。「NHK東洋医学の本当の力」の方も講師として参加されていて興味深い話をお聞きすることも出来ました。明日から録画配信が始まり、聴けなかったものを聴けるので楽しみです。治療家として、治療技術を高めるだけでなく、安全な環境を整え、安心して皆さんが治療を受けられるよう更に成長していきたいと思います。

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新型コロナウイルス対策(1/14更新)

 当鍼灸院では、新型肺炎(COVID-19)を始めとした感染症対策として、以下のように対応しております。

① 当鍼灸院は完全予約制です。そのため複数人が部屋にいるという場面は基本的にありません。ご予約時間通り(予約前後10分程度)にご来院くだされば、院にいるのは施術を受ける方(あなた)と私(院長)のみですので、クラスター(集団感染)の可能性は限りなく低いです。また十分な問診はもちろん行いますが、不用意な世間話等の施術中の会話はしないようにしております。

② これまでと同様、常時マスクを着用しております。加えてフェイスシールドも着用して施術しております。もちろん、患者さんも施術中にマスクをしていても構いません(時折必要に応じて口腔内などに施術をすることがあります。その際はマスクを外していただきます。)。

 また、定期的なうがい、日々の体温の計測も行い、感染しないよう・感染源にならないよう気をつけております。

③ 施術前後には必ず手指の洗浄をしております。

④ ドアノブ、手すりなど不特定多数の方が触る箇所は適宜アルコール消毒をしております。

⑤ 施術室は常時換気扇が二台回っています。また、外気の導入のため玄関スペースの窓は常に開放しております。玄関スペースと施術室の間の扉は円滑な換気のために完全には閉まらないようにしております。これらにより常時換気を行なっておりますが、それに加え適時、施術室の窓の開放も行なっております。

 トイレも窓を開放(勿論目隠ししています)しておりますし、換気扇も稼働しております。窓の開放が気になる方は、使用中は窓を閉めて、出る際に解放してください。

⑥ 施術の際に、パルスオキシメーターを用いて、血中酸素飽和度を測定させていただいております。今回の感染症では、本人も気づかないうちに肺機能が低下していることが診られるようなので念のため確認しています。また、脈診なども併せて発熱の可能性が診られる際は、体温測定もさせていただいております。

 これらにより、状況によっては治療をお断りさせて頂き、病院の受診をお勧めすることがあります。

 勿論、これらの機器も使用のたびに消毒しております。

⑦ 鍼やタオル、フェイスシートは一回きりの使い捨てです。

⑧ どれほど気をつけていても、接触人数が増加するとそれに伴い感染リスクが高くなります。そのため、新規患者さんの受付を制限し、普段より施術人数を少なめにしております。

⑨ 来院の際には、手指消毒を必ずするようお願いしております。

 なお、当鍼灸院は、自宅に併設された治療院のため通勤中に感染する可能性もありません。また同居している家族に新型コロナ感染の兆しがある場合には、治療院も臨時休業いたします。

 新型コロナウイルスによって生活面、仕事面でストレスを抱えてる方へ少しでも力になれるよう努力して参りますのでどうぞよろしくお願いします。

次のような方は来院をご遠慮していただくことがあります。感染の拡大状況、症状が出てからの経過などにより対応を考えますので、お電話にてご相談ください。

  •  発熱症状のある方
  •  咳の続く方
  •  味覚、嗅覚に異常の診られる方

次に当てはまる方は、来院をお断りします。

  •  新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者の方
  •  PCR検査を受けて、結果待ちの方
  •  新型コロナウイルスの蔓延している海外から帰国されて、2週間経過していない方
  •  濃厚接触者とされていなくても、2週間以内に接した方が陽性となった方

 

最後に

 鍼灸治療は、各種感染症にも効果があり、これまでは、風邪やインフルエンザ等の治療も行なってきました。今回の新型コロナウイルスに対しても鍼灸治療は少なからず治療効果があると思っております。

 しかし、ハイリスクの持病のある高齢者と同居しているため、現在の所このような対応とさせていただきます。

 ご理解・ご協力を宜しくお願いいたします。

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日本鍼灸神経科学会 定例研究会の報告

 先日、タイトルにある講習会に行ってきました。

 日本鍼灸神経科学会は、千葉鍼灸学会から移行した団体で、パーキンソン病を始めとした脳神経系の病気に対する鍼灸の効果を科学的に考察していく会です。

 今回のタイトルは脳科学と神経内科疾患~パーキンソン病編でした。

 今回は、数ヶ月前にNHKためしてガッテンでも登場した先生方の発表も楽しむことが出来ました。

 その1つが、パーキンソン病への運動療法からのアプローチです。運動療法が大事なのはわかってはいるのですが、なかなか患者の近くに無く、困りますが、患者会からの要望で各所に増えてきているようです。興味のある方はパーキンソン病友の会やPD Cafe へお問い合わせください。 PD Cafe のホームページには、運動療法の行い方も載せられています。試験的にオンラインジムも行なっているようです。

 大事なのは、『つながり』であることが強調されていました。孤立することは様々な問題を生み出しますので、ぜひ仲間たちと楽しんで大きな動作で運動療法を行なってください。

 パーキンソン病関連以外にも、リスクマネジメントや海外でお灸を使用して結核などと闘う活動をしている方の話も聞くことが出来ました。

 様々な面でクレーマーが多くなっていますが、そのようにさせてしまうのには対応する人にも問題はあります。

 当院では初めて来られる患者さんには、使用する鍼を実際に見せて説明しています。その際によく『いろんな鍼灸院に行ってきたけどここまで説明してくれたところ初めてです』と、言われます。善良な患者さんをこちらの失態でクレーマーにさせてしまわないようにこれからも様々な事柄をきめ細かい説明を心がけるようにしたいと思います。

 日本鍼灸神経科学会の講習会はこれまでも何度も参加してきましたが、今回は特に実りある一日でした。忙しい中、こうした講習の機会を設けてくださっているスタッフや役員の方々に感謝します。

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療養費の取り扱いの改訂

 暑い日が続きますが、体調は如何でしょうか?
 いつも自宅に併設された鍼灸院にいるので半ば引きこもり状態の私ですが、今日は都内に出向き講習会に行ってきました。あついですね。。。

 余りに暑いので地下街に逃げたら今度は出口が分からず、大分さまよってしまいました。

 ようやくたどり着いた今日の講習会は療養費の講習。わかりやすく書けば保険で鍼灸を行うための講習会です。

 何年か毎に少しづつ改訂されるのですが、今年の改訂が大規模だったので改めて講習に行ってきました。
 改訂された内容を何度も読んで理解はしていたのですが、改訂された内容が多い事、またお役所(法規)の文章が余りにもわかり辛い文章であるので、知らずに不正な請求をしてしまわないようきちんと学んで来ました

 今回改訂された点、細かく書くと多数ありますが、ざっくばらんに書くと

・長距離の往療費減額
・同意書の有効期間の変更
・受領委任払の制度化
そして、それらに伴う様々な変更です。

 往療は、これまで2キロ毎に加算されていましたが、細かい為、故意あるいは過失による過剰な請求が多くあったようです。そのため今回から細かい加算は無くなり、結果的に長距離の往診は大幅な減額となりました。鍼灸師は足じゃなくて腕で稼ぐと言う事ですかね。
 当鍼灸院では基本的に新規の往診は受け付けていませんし、今の所ほとんど影響は無い変更です。往診の不正請求で稼いでいた所は大きな痛手でしょうね。

 同意書の有効期間はこれまでの3ヶ月から6ヶ月に変更されました。そしてそれに伴い、文書での同意や施術経過報告書の提出が義務化されました。
 当鍼灸院では、これまでも文書で再同意を取っていましたし、医療に関わる者として報告書も当然作成するものと認識していましたので期間が伸びたことは単純に業務負担が楽になり嬉しい改訂です。ただ書式が決められてしまうので最初は少し戸惑うことになるかと思います。

 一番大きな受領委任制に関しては多岐に渡りここに書いて要られませんが、嬉しい改訂です。
 様々な書類もあり、責任も増えるので大変でしょうが、願わくば多くの保険者(保険組合)が今回の改訂に対応してくださいますように。
 細部に渉る改訂が多くまだまだ消化しきれていませんが、私だけでなく他の方たちもわからないことが沢山あるようで質疑応答はかなり紛糾していました。協会・組合もまだ手探り状態とのことなので仕方ないですね。
 恣意的に解釈できそうな文章もあり保険組合の出方もちょっと怖いですが、これから鍼灸治療が広く受け入れられていく一歩となるのではと感じさせる改訂でした。

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