昨日のためしてガッテンは見られたでしょうか?
ほとんどの人が悩まされている腰痛が特集されていました。日本人の多くの方は、はり灸といえば腰痛と考えているようなので、当はり灸治療院にも多くの方が腰の痛みに苦しんで来院されています。
番組では、腰痛の原因がクローズアップされていました。腰痛の原因としてみなさんは何を思い浮かべられますか?
番組を見られなかった多くの方はヘルニアを想像されることかと思います。しかし、ヘルニアは必ずしも腰痛の原因ではありません。
治療に携わっている方ならほとんどの方が感じておられることだと思いますが、ヘルニアがあっても腰が痛くない人、ヘルニアがなくても腰痛の人、さらにはヘルニアを手術したのに腰が痛い人に良く出会うのではないでしょうか。
番組では、腰痛の原因としてこれまで考えられていたヘルニアが必ずしも腰痛の犯人ではないこと、しかもヘルニアがマクロファージにより時間とともに減少していくことを述べていました。
番組では述べていませんでしたが、鍼や灸には増血作用や白血球の遊走を促す作用があるので、鍼灸をすることによりマクロファージも活発化して、ヘルニアが減少していくのでしょうかね。
一番気になる腰痛の原因として番組のなかではストレスを上げていました。
ストレスにより脳の血流が低下し、痛みを感じたときに出す鎮痛物質を出せなくなり、結果として痛みを強く感じてしまう。このようなプロセスを説明していました。
番組では、激しい腰痛に苦しむ方が子犬を買っただけで腰痛が治った事例が紹介されていて興味深かったです。自分の好きな食べ物や音楽、においなどを積極的に生活に取り入れることで、脳の働きがよくなり、鎮痛作用が高まるそうです。
はり灸治療は緊張して固くなった身体を芯から緩めて、リラックスさせます。ストレスを軽減させるので西洋医学的に考えたらこの面からも腰痛に作用するのかもしれませんね。
種から育てたハボタンです。少し千日紅が見苦しくなってきたので、かわりに先日から北側の花壇に植えました。
ようやく色づいてきましたが、ホームセンターに売っているようには巻いてくれません…ここに植えたのはまだいいほうで南側にはひょろひょろのすごく貧相なハボタンたちがたくさんいます。売っているものはいったいどうのように育てているのでしょう??矮化剤(農薬の一種、成長を抑える)を使うとぎっしりと詰まったハボタンになるようですが、温暖な平野で自然に育てるとこんな感じになってしまうのでしょうか……
こちらは四季咲きの香りなでしこです。春に何株か購入しましたが、あっと言う間に立枯れ病で全滅してしまいました。全滅する前に何本か挿し芽をしておいたら一本だけきちんと育ちようやく花開きました
すずめの森はり灸治療院の北側玄関前のハンギングたち、右からバコパ(ステラ)、スパーアリッサム、香りなでしこです。どれもほとんど一年中咲いてくれる子達です。今度は枯らしてしまわないように頑張ります。
鍼灸の臨床もガーデニングも失敗と勉強の繰り返しです。失敗しても挫折しないで失敗から学び、次の成長の糧にしていきます。少しづつ花の写真も上達してきたような感じです