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どんなキーワード?
2ヶ月ほど前にホームページでの集患をどのように行っているか少しづつ書くとブログに記しておりましたが、ドタバタ続きでかれこれ2ヶ月経ってしまいました。果たして楽しみにしていた方がいたのか怪しいですが、書くと記した以上、少しづつ書いていきます。
前回は、グーグル検索エンジン最適化スターターガイドに書かれているような基本に忠実なホームページを作る事が大切であると書きました。見ていただけたでしょうか?
わからない単語がたくさん出てきて書いてあることがわからないという方もおられると思います。わからない単語は、ネット上で検索すればすぐにわかりやすく説明してあるサイトが見つかりますので、諦めずに少しづつ行ってください。最初に全て行う必要は全くありません。
前回の内容はこちら ⇒ 基本に忠実に
今回は、よく質問される点に関してです。タイトル通り 『どんなキーワードで上位表示させるか?』
結論から先に書くと 『 病名(症状) + 地名 』 の組み合わせが一番良いと思います。
一般的には、『 地名+業種 』 が効果的としているところがたくさんあります。また、 『 治療院名(店名) 』 をタイトルタグやH1タグなど一番大事な所に持ってきているサイトもたくさんあります。でも、個人的には、これらよりも 『 病名 + 地名 』 が良いと思います。
なぜでしょう?
『 地名 + 業種 』 の場合、 当院だと 『 柏 鍼灸 』 が一番力を入れるべきキーワードになります。
それで検索するとどのようになるでしょうか?
ヤフーの場合、一番上部に表示されるのは、広告です。そして次に表示されるのは、大手口コミサイトのエキテン、その次にヤフーの地図情報サービスです。
一般的にホームページで集客するにはトップページに表示されるか、最低でも2ページ目には表示されないとダメだと言われています。つまり、20番以内です。順位がひとつ下がるごとにアクセス数は激減します。
問題は、口コミサイトのエキテン、それに地図情報サイト。最近は、これらが上位に表示されるようになってしまいました。どちらも20軒以上の同業を紹介しています。それらをクリックした方は、そのままそちらのサイトで治療院を探されることでしょう。これらよりも下位に表示されているサイトを閲覧される方がどれだけいるでしょうか。
エキテンやヤフーロコなどで上位に表示されるよう対策を出来るだけ行うことが大事ですが、自分の公式サイトであえて 『 柏 鍼灸 』 など、エキテンなどが表示されるキーワードで争っても骨折り損です。
実際、このキーワードで検索しても、当院はグーグルでもヤフーでもトップページに表示されます。それでも、実際にこのキーワード(類似した物(柏市 針灸など)を含めて)で検索してサイトへ来ている方はほとんどいません。検索に使用されている回数は『 病名 + 地名 』よりはるかに多いですが、現在では実際的では無いようです。
エキテンなどよりも上位に表示させるとかなりの集患を見込めますが、かなり大変です。それにもし上位表示されると 『今日治療して』 とか 『今から治療して』といった電話が非常に多くなります。そのため当院のように電話担当を置いていない、予約制でやっている治療院では、治療に集中できなくなり患者さんに迷惑をかけてしまいます。実際に、当鍼灸院でも電話対応が大変でかつてわざと順位を落としたことがあります。
こういった理由で、現在は 『 業種 + 地名 』 は、時代遅れと感じています。
もうひとつのしばしば用いられているキーワード、『 治療院名 』 はどうでしょうか。
これはとても大事なキーワードです。森田鍼灸院等ありふれた治療院名の場合は、特にそう言えるでしょう。
でも、ちょっと立ち止まって相手の気持ちになって考えてみてください。
先ほど、最低でも2ページ目に表示されないとダメと書きました。上位に表示されているサイトに流れて行って下位のページまで閲覧してくれないからです。
でも、治療院名の場合、必ずしもそうではないと思っています。なぜなら、検索している方の動機が違うからです。治療院名で検索している場合、どなたかの紹介などで 特定の治療院を探している方です。特に治療院を決めずに漠然とどこかの治療院を探しているのではありません。ですから、少々、下位に表示されていても探し出してくれる可能性はずっと高いです。もちろん、上位に表示されている方が親切ではあります。
それに加え、治療院名は特に力を入れなくても自然とサイト内の文章で利用する回数が多くなります。ですから、基本的なことを忠実に行い、きちんと評価されているサイトを作成していれば、わざわざ上位表示されるように労力をかけなくても上位に表示されます。
予定していた以上に前置きが長くなってしまったので、今日はこの辺で終わりにして眠ります。
次回は、実際に自分のサイトのアクセス解析を載せてどのようなキーワードでサイトにこられているか書きたいと思います。
予定では、1週間以内に更新するはずです。あくまでも予定ですが。。。
★ ホームページでの集患に関する連載ページへのリンク
・ 基本に忠実、シンプルに
・ どんなキーワード?
・ どんなキーワード?2
・ 定期的に更新
★ ホームページの作成をしている友人のサイト
・ ホームページ制作|柏市のDesignRoomTEMO
基本に忠実、シンプルに
最近、しばしば思うことがあります。
複雑に考えすぎは良くないな〜という事。
あまり複雑に考えすぎて補助的な治療を加えるよりも基本的な治療をしっかりと行う方が治療効果が高いと感じることが何度もありました。単純作業の繰り返しのようになってしまうので、ついつい症状に思いを奪われ早く治って欲しいと思い、余計なことをしてしまいますが、そんなことよりも背中の治療をしっかりとした方が治りが速い!!
改めて、この治療法がよく考え抜かれて、余計な物が抜かれた精錬されたものだと感じる日々です。
シンプルに考えたほうが良いのは、治療家の側だけでなく患者さん側にも言えます。
患者さんによっては、自分の症状を心配しすぎて、余計なストレスを感じている方が多くいます。
どこそこが痛いという症状があっても、その事実だけを見ればいいのに、そこから更に『どこそこも悪いのでは』、『悪い範囲が広がているのでは』、『自分は重症なのでは』、『自分の病気はもしかしたらこの難病なのでは』・・・。
ネットが広く使われるようになって便利になった反面、不必要な情報に踊らされてしまいがちです。結果として更に不安が強くなり病状が悪化・・・。
自分の症状も複雑に考えすぎないで、あるがままだけを見て、余計な事を考えないほうが良いのではないのでしょうか。思い煩っても良いことは何もありません。
話が一気に変わりますが、ホームページも基本に忠実にした方が効果的です。
『集客を支援します』なんて営業電話がしばしばありますが、ほとんどは眉唾物だと感じています。サプリも健康のためと広告しながら実はたくさんの健康被害を出しているのと同じ。だいたい、本当に集客を支援するほど効果的な手法を持っているなら、頻繁に営業電話をする必要がないのでは??
でも基本的なホームページとはどのようなものなのでしょうか?現状ではホームページの評価を決めているのが、グーグルやヤフー等の検索エンジンのロボットなので、これらのロボットが喜んでくれるように作る事が基本だと考えています。
小手先のSEO対策を行う業者が多いので、知らない人が多いような感じがしますが、グーグルでは、こんなホームページを作ってくださいと基本的な情報を公開しています。
グーグル検索エンジン最適化スターターガイド
本当に基本的な事がほとんどです。これ以外の方法でもサイトの評価を上げることは可能ですが、ホームページで集客できないと言っている方で、これらの基本に忠実にきちんと行っているサイトはまだ見たことはありません。
全部重要だけど特に『適切なページタイトル』、『descriptionメタタグ』、『質の高いコンテンツ』、『適切なアンカーテキスト』、『見出しタグ』,『リンク』の項目は基本中の基本。
講習会に参加するとしばしば、ホームページや集客に関して相談されます。相手の方がどの程度知識を持っているのか?どのようなサイトを持っているのかわからないのでいつもどのように説明すれば良いのか分からず困惑してしまいます。
今年の積聚会の一泊研修会では、ちゃんと説明できるように資料をまとめておきましたが、2月の大雪のため中止。そのまま放置していましたが、せっかくなので少しづつブログに書いてみようかと思います。
★ ホームページでの集患に関する連載ページへのリンク
・ 基本に忠実、シンプルに
・ どんなキーワード?
・ どんなキーワード?2
・ 定期的に更新
★ ホームページの作成をしている友人のサイト
・ ホームページ制作|柏市のDesignRoomTEMO
「.htaccess」ファイル
しばらく連載している、ミラーサイトへの対策もようやく今日で終了です。
最後に行ったのは、「.htaccess」ファイルの作成です。
「.htaccess」ファイルを活用すれば、様々なことが行えますが、今回はもちろんアクセス制限です。
ミラーサイトが、不正な仕方でアクセスし、こちらのサイトの情報を読み込んでいましたが、こちらのサイトへのアクセスを制限することで、読み取れなくなりミラーサイトが一切表示されなくなります。
先述した、グーグルへの著作権侵害の申し立てで、検索には一切ミラーサイトがひっかっからないようになりましたが、URLを直接入力すればアクセスは出来る状態でした。今回の「.htaccess」ファイルを設定することにより、そのページのURLを入力しても、エラーページが表示されるだけになり、ミラーサイトへのアクセスが完全にできない状態となります。
今回作成したのは、こんなファイルです。
SetEnvIf Referer “※※※\.※※” ref_ng
order allow,deny
allow from all
deny from ※※※
deny from env=ref_ng
一行目の※※のところにアクセスを制限したいサイトのURLを入れます。四行目は基本的に必要ないと思います。
今回のミラーサイトは、悪質でアクセス元の情報を偽装していました。そのため、今回は四行目が追加され、悪用されていたサーバーを軸としたアクセス制限としています。
もちろん、相手が身元を偽装してアクセスしているかは、素人の自分には全くわかりませでした。今回の件は、自分のレンタルサーバーである『xbit』のサポートが指導してくれました。
多分、本来ならサポート外の問題だと思います。でも、サポート外と突き放したりすることなく、最後まで親切にわかりやすく指導してくれました。感謝の気持ちでいっぱいです
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著作権侵害による削除
先日からのんびり書いているミラーサイトへとった対策の第三弾です。
今回は、これまでのより厳し目の対応かな?
著作権の侵害で訴えると考えるとかなり難しく感じる方も多いと思います。先方と話し合うとしても今回のように言葉も違う国の人が相手だと特に大変です。どちらが先に書いたのか、いたちごっこの話し合いになるかもしれません。また、裁判となるとさらに大変なことでしょう。。
もちろん、私はそんなに面倒なことはしません。めんどくさがりなのでそんなことに多くの時間を割くなら他の対策を取ります。
今回の著作権侵害の申し立てはちょっと面倒でしたが、裁判に比べれば非常に簡単だと思います。裁判の経験はないのでわかりませんが。。
今回のは、裁判所ではなくグーグルへの申し立てです。グーグルアカウントをもって入ればこちらからリンクできます。何度も書いていますが、何かと便利なのでサイトの管理をしている人は登録しておいたほうが良いと思います。もちろん無料です。著作権侵害による削除(グーグル)
著作権侵害の申し立てのやり方は、簡単。先ほどのリンク先に書いてあるとおり対応すればすぐに完了します。
ただ、自分が少しつまづいた点だけ、書いておきます。
著作権を侵害している内容と侵害されているURL、侵害しているURLを記入しますが、その記入の仕方がいまいちわかりませんでした。
今回は、全く同じミラーサイトなので、すべての画像と文章とだけ記入し、それぞれのURLを列挙しました。その数それぞれ30程度で結構大変でした。。
それで申請すると、すぐ次の日にはこんな返事がありました。
『 Googleへご連絡いただきありがとうございました。
添付の DMCA 通知を受領いたしましたが、調査を続行するには追加情報が必要です。お知らせいただいた各 URL について、著作権を侵害していると主張される具体的なコンテンツを特定してください。この情報を受け取りましたら、さらなる調査を進めることができます。
以上よろしくお願いいたします。』
具体的なコンテンツを特定と言われても全てなので・・・どう書けば良いのか?しかもどこに返事をすればよいのか分からない??メールで返信すれば良いのか?先ほどの削除申請の画面からやるのか??この返信をもらった時の正直な気持ちです。
とりあえず、そのままこちらの情報を書いて、メールで返信したら、待てども返事が来ない。グーグルの対応は早いと様々なところに書いてあるのに一向に返事がきません。
1週間待っても返事が来ないので流石におかしいと思い、もう一度メールで返信しました。今度は、少し勉強して書きました。
今回は、1、2のページの例をあげ、文章や画像すべてが全く同じものであることを簡単に説明しました。そして、以下のページも同様であることを書いて、コピーされたURLとコピーしているURLそれぞれをわかりやすく列挙していきました。以下のような感じです。
『 10日程前にこちらから追加情報を送りましたが、その後何の連絡もありません。こちらのメールへの返信ではいけなかったのでしょうか?さらに追加情報が必要なのでしょうか?それともまだ現在調査中なのでしょうか?
本来のページ http://※※
コピーページ http://※※
こちらのページを見てもわかるとおり、画像、文字情報ともすべてが全く同じものとなっております。
今回届け出た他のページに関しても、見ていただければわかりますが、すべての情報が全く同じものとなっております
例えば http://※※ このページ内の情報は http://※※ 私のこのページを完全にコピーしたものです。画像、文字情報ともすべてが全く同じものです。
以下に他のページで、元のページとコピーページをそれぞれ対応させて列挙します。著作権を侵害している部分は、画像、文字すべての情報です。
対応をお願いいたします。
本来のページ http://※※
コピーページ http://※※
本来のページ http://※※
コピーページ http://※※
……… 』
こんな感じで合わせて6、70個のURLを列挙しました。
そうするとすぐ次の日に早速返事がありました。
『 森田様
Googleへご連絡いただきありがとうございました。
デジタルミレニアム著作権法に従い、お送りいただいた著作権侵害の申し立て通知への対応を完了しました。次の URLは数時間以内に Google の検索結果から削除されます。
URLの羅列
お送りいただいた申し立てに関してその他にもご要望がございましたらこのメールに対して直接返信メールをお送りください。新たな削除のレクエストにつきましては、www.google.com/support/go/legalに用意されているオンラインフォームよりGoogle までご連絡くださいますようお願いいたします。
以上よろしくお願いいたします。
Google チーム 』
というものでした。前回の待てども返事が来ない状況とは打って変わって迅速な対応でした。結局、どのページの内容とどのページが関連しているのかわかりやすく書いて欲しかったということでしょうか?
そして、今回書いてあった最後の一文、『…このメールに対して直接返信メールをお送りください。』は最初も欲しかったです。この一文があるだけでもかなり戸惑いは少なくすんだことでしょう。
早くて、比較的簡単ですが、いまいち丁寧でないような感じです。
しかし、たった一日で調査が終わり、URLが削除されるとは考えれば恐ろしい事です。自分のサイトも突然削除されないように内容に気を付けないといけないですね。
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先日から書いていますが、自分のホームページのミラーサイを作成されていました。今回は、その対策として取った方法を順番に記していきます。今回は一つ目の方法に関して書きたいと思います。
当方はあくまでもこの道の素人です。可能な限り調べてから行い、また記していますが、あくまでも参考までにし、実際に使用する際はよく調べてから行ってください。
ホームページのhtmlをいじったことのない人には、なんのことかわからないことばかりです。読む必要はないかもしれません。
『rel=”nofollow”』 は、「このリンクは、自分は信用してません。たどらないでください。」 と検索エンジンのロボットに対して出している指示です。
設置の方法は、2種類有ります。
<meta name="robots" content="nofollow" />
もしくは
<a href="相手のURLを記入" rel="nofollow">※</a>
となります。
一つ目をヘッダー内に記すと、検索ロボット(クローラー)は、そのページから張られた全てのリンクを辿らなくなってしまいます。
つまり、今回のような迷惑行為に対する対策の為にメタタグでnofollowを設定すると、価値のあるリンク先や自分のサイトの内部へのリンクまで辿ってもらえなくなってしまいます。違反行為に対しては対策できても、それ以上に悪影響が及び兼ねません。ですので、最初の例のようにメタタグ内に記す事はお勧めできません。
2番目の方法
<a href="相手のURLを記入" rel="nofollow">※</a>
は、最初のものとは違いリンク一つ一つに対して個別に設定できるものです。ですから今回はこちらを採用しました。
グーグルのウエブマスターツールやアクセス解析で相手のURLはわかっていましたので、相手のドメインを記入し、情報が取られている(リンクされている)各ページ内にリンクを設置しました。
アンカーテキスト(上記の※の部分)は、何も書かないとこちらの評価が下がりかねないので、『たどって欲しくないリンク』とか『スパムサイト』とか『ミラーサイトに付き注意!』とか様々です。
こちらからは、相手のサイトを評価していないと宣言していても、相手のサイトからのリンクはそのままなので、これだけでどの程度の効果があるのか、未知数でした。ですが、意外とこれだけのことでもかなり回復しました。
比較的、手軽にできるのできちんとした対策を取るまでの応急処置的に使うといいのかもしれません。
この 『rel=”nofollow”』 設定は、今回のような場合だけでなく、評価したくないサイト、有料広告、クロールさせる必要のないページなどにも用いる事が提案(?)されています。
自分のサイト内に発リンクを置くということは、表現が正しいかはわかりませんが、相手のサイトに自分のサイトの評価をおすそ分けすることと自分は考えています。
同業者に多いのですがあまりにも評価の低いサイトや関連性のないサイトへの発リンクをすると言うことは、自分のサイトの評価を下げかねません。
実際、自分のサイトからいくつかの知人の鍼灸院へのサイトへ試しに発リンクしてみたことがありますが、相手のサイトの検索順位は一気に上がったのに対して、こちらは急降下しました。。
それ以来、ブログ等からリンクする際は、基本的に 『rel=”nofollow”』 設定とすることにしています。
もちろん、相互リンクしているところへのリンクに、『rel=”nofollow”』 設定することは、マナーに反するのでしていません。
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