うつ病や自律神経失調症等の方からの質問集

鍼灸はストレスやうつ病などにも効くのですか?

鍼灸が効き易い人がありますか?

他の患者さんと顔を合わせるのが苦痛です

どの程度の頻度で治療をしたほうが良いでしょうか?


鍼灸はストレスやうつ病などにも効くのですか?

 鍼灸はストレスから来るうつ病自律神経失調症パニック症、注意欠如・多動症、自閉スペクトラム症、神経性やせ症(拒食症)など様々な疾病の改善に大変有効です。長い間投薬治療を受けて改善しなかった人でも回復する例も見られます。西洋医学の治療だけでなく代替治療として鍼灸を試してみてください。不安感や焦燥感、睡眠障害、憂鬱感、抑うつ症状等でお困りの方は是非鍼灸治療をお試しください。
 また、更年期障害に伴って起こる様々な不定愁訴(めまいや動悸、肩こり、腰痛など更年期になって起こりやすい症状)を治療する上でも適している方法のひとつです。
 うつ病等に対する鍼灸治療の効果は近年注目されるようになり、神奈川県の県立精神病院等でも臨床研究がなされています。
 当鍼灸院に来られている患者さんの中にも何年間もうつ病やパニック症等で苦しんでおられる方たちが多く来院されています。


 

うつ病に対する鍼灸治療に関して下記のような本もあります。ご参考になさってください。
● はりきゅうで「うつ」は治る。 /(BABジャパン出版局、岩泉瑠實子著)

 ぜひ、諦めることなく一度鍼灸治療をお試しください。

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鍼灸が効き易い人がありますか?

 神奈川県にある県立の精神病院(神奈川県立精神医療センター斤香病院)では現在でも様々な精神疾患に対して鍼灸治療を活用した臨床研究がなされています。当鍼灸院はこの研究にも協力させていただいておりました。
 最近の鍼灸臨床研究で明らかになってきていることでは『あの時以来‥‥』というエピソードつまり、いつから体調がおかしいのか?うつ病になったきっかけがなんなのか?どんなに些細なことでもきっかけのあった方ほど治療効果が見込める傾向があるようです。
 例えば、手術をしてからおかしい、出産してから憂鬱、ショッキングな経験をしてから‥‥等。他の方から見ると何の関係もないと思われるようなことでも思い当たる事柄がはっきりしている方程治療効果が見込める傾向があるようです。
 ただ、心当たりがないからといってもあきらめる必要はありません。最初は何も覚えていなくても数回鍼灸治療を行うことにより思い出されることも多く見られるからです。また、きっかけがないという方でもよくなるケースはあります。あくまでも現状では 『あの時以来‥‥』というエピソードのある方の方が、効果が出やすい傾向があるようだというだけです。
 『あの時以来‥‥』という心当たりが何もなくても諦めずに一度鍼灸治療を受けてみてください。思い出せない方でも何かきっかけがあった方は、初回治療での治療効果を強く感じる事が多い傾向があります。一度実際に鍼灸治療を受けてみて治療効果を感じてみてください。

 

 『あの時から身体がおかしい』と心当たりのある方は投薬治療だけでなく鍼灸治療も一度受けてみることをお勧めいたします

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他の患者さんと顔を合わせるのが苦痛です

 当鍼灸院は完全予約制です。
 入れ換えの時間もいくらかの余裕を見ていますので、他の患者さんと目を合わすことはほとんどありません。
 時により他の患者さんと会うこともありますが、治療の前後の時間だけです。治療をしている際に他の方が入ってくる事はまずありません。
 治療をしている間は他の方の目や耳を気にする心配はありません。気になることを何でもお気軽にお話ください。もちろんお聞きしたことを他の方に話すことはありません。

 他の方の事を気にする事なくなんでもお話しください

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どの程度の頻度で治療をしたほうが良いでしょうか?

 まずは毎週一回の頻度でこられることをおすすめします。
 その後、体調の様子や投薬の状況を見ながら頻度を調整します。減薬する際や環境の変化する際、体調の不安定な時は治療頻度を一時的に増やすことをおすすめします。
 体調が安定してきたら様子を見ながら少しずつ治療感覚を空けて行くようにしています。


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