カテゴリー別アーカイブ: 鍼灸講習会・学会報告
不妊症
日に日に寒くなってきますが、体調はいかがでしょうか。うがい手洗いなど体調管理に気を付けてください。
昨日は、大宮まで全日本鍼灸学会の講習会に行って来ました。
昨日の講習は当鍼灸院でも多く見られる『不妊症』です。
産婦人科医から不妊治療の現状を聞いたり、不妊症は生活習慣病として糖代謝や体脂肪率、運動などとの関連性まで、鍼灸だけに留まらない多岐に渡る講習でした。
話の中でもありましたが、不妊治療は患者さんに様々な面で大きな負担が生じます。経済的、精神的、社会的負担はとても大きなものです。患者さんとの接し方、治療の終了の仕方なども考えさせられました。
また、逆子治療の際の体位に関しても興味深い話を聞くことができました。
これからの臨床で役に立ちそうな実りある一日でした。
何年立っても学び続ける事大切ですね。
ふと気づくと、不妊症の治療例、一例もホームページに載せていなかったです。。
載せようと思っている症例は決めているのですが、アイウエオ順に適当にアップしていたら偏った感じになっていたようです。
時間のあるときに少しづつ更新しているので気長にお待ちください。
赤ちゃんの発育
急に気温も下がり一気に秋になりましたが、体調は大丈夫でしょうか?風邪も流行ってきているようなので体調管理気を付けてくださいね。
昨日は、スキンタッチ会の講習会に行ってきました。タイトルは【赤ちゃんの姿勢と発達】。
理学療法士の方に療育現場の状況や赤ちゃんの様々な動きから見る事の出来る発達の偏り、そしてそれを改善していくためのアプローチの仕方を楽しく教えていただきました。
子連れOKの講習で沢山の赤ちゃんたちの動きを実際に見ながら勉強してきました。赤ちゃんに『教える』際も遊びながら楽しくするのが大事!ちょっとした工夫をするだけで『遊び』に変わるので驚きの連続でした。
安全、安心が過度になりがちで子供の発達が阻害されかねない事、少し不便、不快、ちょっと痛いな〜そう言った経験をさせることで発達を促して行く事も大切。
予想以上に充実した講習会でした!!
療養費の取り扱いの改訂
暑い日が続きますが、体調は如何でしょうか?
いつも自宅に併設された鍼灸院にいるので半ば引きこもり状態の私ですが、今日は都内に出向き講習会に行ってきました。あついですね。。。
余りに暑いので地下街に逃げたら今度は出口が分からず、大分さまよってしまいました。
ようやくたどり着いた今日の講習会は療養費の講習。わかりやすく書けば保険で鍼灸を行うための講習会です。
何年か毎に少しづつ改訂されるのですが、今年の改訂が大規模だったので改めて講習に行ってきました。
改訂された内容を何度も読んで理解はしていたのですが、改訂された内容が多い事、またお役所(法規)の文章が余りにもわかり辛い文章であるので、知らずに不正な請求をしてしまわないようきちんと学んで来ました
今回改訂された点、細かく書くと多数ありますが、ざっくばらんに書くと
・長距離の往療費減額
・同意書の有効期間の変更
・受領委任払の制度化
そして、それらに伴う様々な変更です。
往療は、これまで2キロ毎に加算されていましたが、細かい為、故意あるいは過失による過剰な請求が多くあったようです。そのため今回から細かい加算は無くなり、結果的に長距離の往診は大幅な減額となりました。鍼灸師は足じゃなくて腕で稼ぐと言う事ですかね。
当鍼灸院では基本的に新規の往診は受け付けていませんし、今の所ほとんど影響は無い変更です。往診の不正請求で稼いでいた所は大きな痛手でしょうね。
同意書の有効期間はこれまでの3ヶ月から6ヶ月に変更されました。そしてそれに伴い、文書での同意や施術経過報告書の提出が義務化されました。
当鍼灸院では、これまでも文書で再同意を取っていましたし、医療に関わる者として報告書も当然作成するものと認識していましたので期間が伸びたことは単純に業務負担が楽になり嬉しい改訂です。ただ書式が決められてしまうので最初は少し戸惑うことになるかと思います。
一番大きな受領委任制に関しては多岐に渡りここに書いて要られませんが、嬉しい改訂です。
様々な書類もあり、責任も増えるので大変でしょうが、願わくば多くの保険者(保険組合)が今回の改訂に対応してくださいますように。
細部に渉る改訂が多くまだまだ消化しきれていませんが、私だけでなく他の方たちもわからないことが沢山あるようで質疑応答はかなり紛糾していました。協会・組合もまだ手探り状態とのことなので仕方ないですね。
恣意的に解釈できそうな文章もあり保険組合の出方もちょっと怖いですが、これから鍼灸治療が広く受け入れられていく一歩となるのではと感じさせる改訂でした。
積聚会学術大会
日曜、月曜と積聚会学術大会に参加してきました。
昨年までは一泊研修会という呼称で九十九里や習志野などで行なわれておりましたが、今年から名称が変わり、場所も浅草橋に移っての開催です。
研修会だと会からの一方向の情報提供という形式ですが、学術大会として双方向で会を盛り上げていく方針のようです。会長の交代という大きな発表もありましたが、これからも会として発展していく基盤が着実に作られているのを感じました。鍼灸のこうした会では、突然、解体というショッキングな報告を耳にしたこともありますが、積聚会は安泰(?)のようです。
学術大会という名称変更からわかる方もおられると思いますが、例年では会長の講演がほとんどでしたが、今回は副会長や講師の方など様々な方の話をお聞きする機会でした。
どなたも貴重な話ばかりで自分の未熟さを毎回のように感じさせられます。。
個人の治療院にいるとどうしても日々の鍛錬がおろそかになりがちですが、その大切さを改めて認識させられました。
そして最後の会長の講演。素晴らしいの一言。長年の臨床を積み重ねてきても更に新たな事を模索する姿勢に励まされます!
これからの臨床に早速活用したいです。
でも、その前に自分の身体に誰か行なってほしいと切実に感じてしまう内容でした。これからが楽しみです。
せっかく浅草に来たので、朝ドラの影響もあり、寄席にでも行こうかと思っていましたが、体調の優れない方が自分も含め多そうなのでまっすぐ帰宅しゆっくりと静養しました。寄席はまたの機会に。
心理療法
先日の日曜日は、東京スキンタッチ会の講習会に行ってきました。
今回のテーマは 『心』。臨床心理士の先生の講演でした。
心理療法の現場で、学童期、青年期に表面化してくる様々な問題(いじめや不登校、摂食障害、自傷行為など)を心理療法士がどのような視点で捉え、どう親子と向き合っていくのかをお聞きしました。
こうして書くと、非常にソフトな感じですが・・・とても書くことのできない、とてもディープな話でした。
当たり障りのないよう簡単に書くと、ADHDなどの疾患名が一人歩きしている現状、統合失調症や認知症と同じような症状のみられる解離性障害が見過ごされている現状、0歳児の親との時間の大切さ(0歳保育の問題)、同情ではなく共感の大切さ等々です。
大学で若干心理学も学びましたが、心理の専門家ではありませんし、そちらの専門家になることは自分には出来ないと痛切に感じました。
治療家という仕事柄、心理面を無視する事はできないので、少しでも『共感』することを意識しつつ患者さんの話に耳を傾けるように気をつけたいと思います。
当鍼灸院では多くの乳幼児や親子と出会います。先々子どもに現れるかも知れない問題を乳幼児期に予防できたら、どんなにいい事でしょう。親子を見守る役目の私たちが、親との関わり方、アドバイスの仕方などのポイントや予防法などを学べる貴重な機会でした。
未だに、子供に鍼をするなんてかわいそうと言われる方がおられます。特に男性。
でも、小児鍼灸は、痛くありません。とがっていない棒で体中をなでなでさするだけです。それだけの事ですが、かんしゃくなど様々な子供の問題が改善していきます。詳しくは小児鍼灸に関するよくある質問を参照ください。







