頭痛 in 自律神経学会

今日は、久しぶりに満員電車に揺られて朝から大宮に行ってきました。
 今日、明日は自律神経学会に参加します。
 自律神経学会は、医師が中心の学会ですが、鍼灸治療にも理解を示し、二日間に渡り、鍼灸関連のプログラムが提供されます。もちろん西洋医学的な見地からのものになりますが、埼玉医大や慶應などで鍼灸の研究に携わっている先生たちの話を聞くのは大変勉強になりました!

 自律神経学会で扱われる疾患は、非常に多岐にわたります。
 自律神経失調症、パーキンソン病、多系統萎縮…。消化器、泌尿器科、呼吸器、神経内科まで様々です。
 今日は、特に頭痛に関して学んできました。頭痛は、簡単には書いても緊張型や片頭痛、混合型。そしてそれぞれに頻発性、慢性と沢山の分類されます。それぞれにより治療効果の現れ方は異なりますが、いずれに於いても投薬に比べて鍼灸治療が効果的であることがよくわかりました。
 また、鍼灸をすると脳内の血流が悪いとこは血流が増加し、血流が異常に多い所は減少していくという検査結果も非常に興味深かったです。西洋医学的な治療だとどちらか一方向ですが、鍼灸治療はバランスをとり、身体が本来の平衡のとれた状態に戻るよう促します。臨床で感じてはいましたが、実際にMRI画像でみると凄く新鮮でした。認知症など様々な疾患にも関係するのでこれからの研究にも期待大です!

 

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