北八ヶ岳&山下清

 三日目は、渋御殿湯に朝一番でのんびりと浸かりました。
 その後一路北八ヶ岳へ。といっても登山するわけではなく、ロープウエイで登りました(^^;;
 こちらのロープウエイは八ヶ岳の北端に位置する北横岳と縞枯山の間に架かり、山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がります。20分おきに出ていて、行列だったので乗れないかと思いきや、なんと100人乗り!!余裕で乗れました。ここまで大きいのは初めてかもしれません。
 
 乗車中は、刻々と変わる山岳風景を目の前に眺めることができます。


 こちらはロープウエイからも眺めることができる縞枯山。その名の通り山の斜面が「縞枯れ現象」で覆われている山です。
 この縞枯れ現象は本州中部ではこの北八ヶ岳が最も有名で、学術的にも大変貴重なものとして注目されているようです。
 何故このような縞枯れが起こるのかハッキリとした原因の特定は出来ていないようです。
 縞模様の斜面は神秘的で、その雄大な自然のサイクルにただ圧倒されるばかりです。この縞枯れ現象は年々場所をすこしづつ移動しており枯木帯と成木帯との2層から形成されているそうです。詳しくは北八ヶ岳ロープウェイに記されています。

 降り立つ山頂には、溶岩台地を覆う低木や高山植物が群生する坪庭自然園が広がります。

 1週3、40分の周遊コースも有り、小さなお子様連れからお年寄りまで大勢の方が歩いていました。
 もちろん、そこかしこに高山植物も綺麗な花を咲かせています。

 

 八ヶ岳も無事歩き、終わるかと思いきや、最後の最後で母が派手に転倒!
 いつも用い歩いている何本かの鍼で応急処置。落ち着いてから下山し、車の中で道具をさらに取り出し再度治療。以前は尾瀬沼でしましたが、今度は八ヶ岳。大自然の中で鍼灸治療をしてきました(^_^;)

 八ヶ岳を降りたあとは、ナビの案内に逆らい、諏訪インター方面へ進みました。八ヶ岳の時もそうでしたが、いまいちナビがうまく機能していない様子。
 諏訪インターにあと少しというところで、道路脇に山下清の放浪美術館の看板!!母が入りたいと大きな声を上げるので思わず入りました。
 あまり知らなかったのですが、山下清はすごいですね。障害を抱えながらも「裸の大将」「放浪画家」などと人々から親しまれた山下清。
 旅の最後に彼のちぎり絵等の作品の数々に魅せられました。

 山下清の絵葉書です。鍼灸院内に順に飾っていきます。お楽しみください

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