野のゆり

 大晦日にアネモネをまた植えました。今回植えたのは、アネモネの絢花。連続して開花する品種です。ホームセンターで咲いているのを見てあまりに可愛いので、何日も悩んで買ってしまいました。開いていくのが楽しみです。うちの鍼灸治療院は、いつも花だらけです。

 初秋に球根から植えたアネモネはこんなになっています。片方は花芽が高く伸びる高生の菊咲き。


 もう一方は、地面スレスレにも関わらず色づいている一重咲きの矮性種です。

 今にも咲きそうなつぼみですが、ほとんど一か月前からこの状態。少しづつ膨らんでいますが、花の上がりが非常にゆっくりしています。ですので、絢花の連続開花という言葉に強く惹かれました。

 昔の言葉にこんなものがあります。少し長いですが、

 『 何を食べまた何を飲むのだろうかと自分の魂のことで,また何を着るのだろうかと自分の体のことで思い煩うのをやめなさい。魂は食物より,体は衣服より大切ではありませんか。?天の鳥をよく観察しなさい。種をまいたり,刈り取ったり,倉に集め入れたりはしません。それでも,あなた方の天の父はこれを養っておられます。あなた方はそれらより価値のあるものではありませんか。?あなた方のうちだれが,思い煩ったからといって自分の寿命に一キュビトを加えることができるでしょうか。?また,衣服のことで,なぜ思い煩っているのですか。野のゆりから,それがどのように育っているか,教訓を得なさい。労したり,紡いだりはしません。?しかしあなた方に言いますが,栄光を極めたソロモンでさえ,これらの一つほどにも装ってはいませんでした。?では,神が,今日ここにあって明日かまどに投げ込まれる野の草木にこのように衣を与えておられるなら,ましてあなた方に衣を与えてくださらないことがあるでしょうか。信仰の少ない人たちよ。?それで,思い煩って,『わたしたちは何を食べるのか』,『何を飲むのか』,『何を身に着けるのか』などと言ってはなりません。?これらはみな,諸国民がしきりに追い求めているものなのです。あなた方の天の父は,あなた方がこれらのものをすべて必要としていることを知っておられるのです。 』

  ここで出てくるソロモンとは、古代イスラエルの最盛期を築いた王です。
 1年間にソロモンのところに入ってきた金の重さは,「金六百六十六タラント」にも達していたと言われています。約25トン。非常に高騰している現在の金相場で考えると…見当もつきません。しかも,ソロモンの家の装飾品はいずれも金でできていました。「銀のものは何もなかった。銀はソロモンの時代には,全く取るに足りないものとみなされていた」と述べられています。もちろん金銀以外にも多くの財産を所有していたはずなのです。
 そんなソロモンでさえ、野のゆり程には装っていないと比喩的に書いてある言葉です。

 物質面での生活の境遇をよくしようと躍起になればなるほど,世俗的追求にからまり,それだけ自分の肩にのしかかる荷が重くなるというのはよくある事ではないでしょうか?世の中には,物質上の成功のために,家庭を破壊し,結婚関係を破たんさせ,健康を損ない,そのうえ多くの犠牲を払った人が非常に多くいます。ノーベル賞を受けたアルバート・アインシュタインはかつてこう語りました。「財産,表向きの成功,有名になること,ぜいたく—私にとってこれらは常にくだらないものだった。私は簡素で気どらない生き方こそ万人にとって最善であると信ずる」。
 
 なんでこんなことを突然書くかというと、ここで述べられている野のゆりが一説では、アネモネではないかと言われているからです。もちろんただの一説で野の草木全般のことかもしれません。真実はわかりませんが、綺麗なアネモネの花を見ると自分に対する戒めにも感じます。

 韓国ドラマのホジュンでは、主人公のホジュンが営利を考えずに貧しい人たちに鍼灸治療をしている姿が描かれています。
 あそこまで行くと極端で必要物を賄ってもらえない家族がかわいそうですが、昨今のなんでも極端に営利に走る姿勢、お金さえ手に入れればどのような方法でさえ構わないという姿勢には染まりたくはありません。

 当院は、すずめの森はり灸治療院という名称ですが、名前を決める際に最後まで悩んだ名前が、野のゆり鍼灸院。親にどちらがいいかと相談したら一蹴されてしまいました。それでも、野のユリには思い入れがあります。
 アネモネがきれいに咲くたびに自分自身の姿勢を吟味していく一年にしていきたいです。

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年内の治療を終了します

 すずめの森はり灸治療院の年内の治療を本日で終了しました。
様々なことのあった一年でしたが、おかげ様で無事終えることができました。
近隣の柏市、我孫子市、流山市、松戸市だけでなく市川市や鎌ヶ谷市等遠方からも来院してくださり、感謝しております。これからもご期待に応えられるよう、より一層、鍼灸治療の臨床技術を磨き、誠実に治療に専念していきます。

 年明けは、4日から行います。現在夕方にお一人だけまだ空きがあります。普段はお仕事の都合でご自分のお身体をなかなか顧みることができない方、是非この機会にすずめの森はり灸治療院にご来院ください。

愛犬そら共々お待ちしております。

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帰省

 写真は、成田空港に飾ってあった花々。和のイメージがよく出ていて外人さんが嬉しいそうに花の前で写真をとっていました。
 昨日、アメリカに住んでいる兄家族が帰省してきました。非常に活発な姪と年齢以上に大きな甥っ子。これからしばらくの期間、そらと子供たちの熾烈な争いが再びあるのかと思っていましたが、今年はそらも圧倒されてしまったのか、しつけの成果かとてもおとなしく平和な日々でした。滞在中ずっとこの調子でいってくれると助かります。
 
 そらくんのしつけは、その後結局振動タイプのものだけでなく、静電気のものも購入しました。振動だけだと慣れてしまったのか平気な様子になってしまったので、買い換えました。その後新たなしつけ用首輪もあまり効かなくなりましたが、先日トリミングしてもらったらとてもよく反応するようになりました。慣れてしまったのではなく毛が伸びて振動や静電気をあまり感じなくなっただけだったようですしつけを急ぐあまりすぐに買い換えてしまって失敗しましたが、おとなしくしてくれていてよかったです。

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精神疾患

 先日書いたように、今度うつ病に関する症例報告を行います。
 様々な資料を集めていたので、精神疾患に関して新聞等に情報があると一番最初に目が行くようになりました。

 先日、公立校の教員の休職者に関する22年度の報告が文部科学省からだされました。
 それによると、病気休職者は8660人でそのうち、鬱病(うつ病)など精神疾患が原因の求職は5407人62.4%の方が精神疾患で休職中との調査結果でした。

 この数字自体は、18年ぶりの減少。そのためその点を見出しにしている新聞が多かったように感じますが、前年度と比較するとわずか0.9%の減少。ほとんど横ばい状態です。しかも、今年は地震や放射能問題、経済問題等山積していたので23年度は再び増加に転じるように感じます。
 減少していたことよりも10年間で2倍になり、依然として深刻な状況であることを見出しにしていた日経新聞に共感しました。

 教員だけでこれだけの方が精神疾患で休職していますので、一般の企業に務めておられる方を含めると一体どの程度の方が精神疾患で休職されているのでしょう?収入も限られ厳しい生活を強いられる方達やご家族のことを考えると胸が痛みます。

 うちのはり灸治療院にも休職中の方が何人かおられましたが、継続的に針灸治療を受けられている方は、全員職場に復帰しています。
 うつ病など一人で悩まずに一度針灸治療を受けてみてください。


 写真は、すずめの森はり灸治療院にまだまだ咲いているサルビアです。さすがに寒さに負けてきていますが、もうしばらくは咲き続けそうです。サルビアの花ことばは、『燃える心』 『 知恵』 『 家族愛』 などです。
 家族内に愛のあふれる家庭ばかりだったら精神疾患の方もここまでは増加していなかったかもしれませんね。ぜひ、鍼灸治療を受けて燃える心(意欲?)を取り戻してください。

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ようやく

 ここのところ毎日毎日睡眠時間が減少気味です
 それも今日でようやく一段落

 何が終わったかというと、学会発表の準備です。年明け15日に千葉鍼灸学会においてうつ病に関する発表を行うことになりました。安請け合いしてしまったら……90分間ちょっと長過ぎで準備に手間取ってしまいました。
 毎日毎日鬱病(うつ病)、昨日もうつ病、今日も鬱病、明日もうつ病……。そんな日々が続いていたので自分もうつ病になりそうな感じでした

 そんな日々も今日でお別れ、ようやくたたき台が完成しました。まだ、70分ほどなのでもう少し手を加えることが必要ですが、それでも大分肩の荷がおりました
 こうした発表等によってはり灸治療が精神疾患にも効果的であることが広くしてもらえたら嬉しいです。

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