不眠対策 筋弛緩法

 先日、NHKの試してガッテンで不眠症が扱われていました。
 そこで簡単に紹介されていた方法がなかなか効果的なものなのでここでも紹介させていただきます。

 紹介したいのは番組内ではごく短い時間しか取られなかった筋弛緩法です。
 現代人は椅子に座りっぱなしとかPCやスマホを使ってばかりで、同じ姿勢を保ち続けることが多くなっています。
 その結果、一日の活動が終わる頃には、腕や肩、首など一部の筋肉だけが凝り固まってしまいます。そうなると夜になっても身体の緊張状態が続き、なかなか寝付けなくなったり、眠りが浅くなってしまいます。

 筋弛緩法は、その名の通り凝り固まった身体の緊張を解きほぐし、身体をリラックスさせ快適な眠りを取るための簡単な方法です。 本当に手軽なので気軽に行えます。

1、五秒間だけ腕やお腹、背中、足などに7~8割の力を入れ筋肉を緊張させる。
2、五秒間力を入れたら、その後、一気に力を抜く。
3、息を吐きながら15秒間、力をゆるめます。その際、手先や足先に意識を集中し、血が行きめぐるのを感じてください。

 これを寝る前に2、3回行うだけです。
 それだけの事で身心の緊張がとかれ、快適に寝れるようになります。試してみてください。
 
 これはだれでも手軽に行えるものですが、力を入れすぎると筋を痛めることがありますので、力を入れすぎないでください。
 一度やっても眠れないときは無理に続けず、2、3回でやめるようにしてください。
 何日か続けるとコツをつかみやすくなります。
 また糖尿病などで足がつりやすい人、パーキンソンなどで筋肉が拘縮しやすい人は注意が必要かもしれません。ご自分の体調に配慮しつつ、負担とならないか判断してください。

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