基礎疾患のある方へのワクチン優先接種《柏市》

 現在、新型コロナウイルスのワクチン接種が、高齢者を対象に行なわれています。

 高齢者の次には基礎疾患のある方の順番となりますが、こちらは該当者各人が申請することになっています。

 柏市では、先日からひっそりと申請手続きが始まったようです。該当する疾患で接種を希望する方は、忘れずに申請手続きを行なってください。申請される方は、柏市のホームページをご覧ください。なかなか見にくいホームページですが 『柏市 ワクチン 基礎疾患』と検索したらすぐに該当するページが出てきます。

 該当する基礎疾患は、下記となります。

  • 慢性の呼吸器の病気
  • 慢性の心臓病(高血圧を含む)
  • 慢性の腎臓病
  • 慢性の肝臓病(肝硬変など)
  • インスリンや飲み薬治療中の糖尿病または他の病気を併発している糖尿病
  • 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く)
  • 免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む)
  • ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
  • 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
  • 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
  • 染色体異常
  • 重度心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、または自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や、知的障害(療育手帳を所持している場合)

それ以外にも、BMIが30以上でも優先接種対象となります。

BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)

目安として、身長160センチメートルの方だと体重76.8キログラム以上、170センチメートルだと86.7キログラム以上の方が該当します。

下記の手帳をお持ちの方は、申請手続きは不要です。 

  • 心臓・呼吸器・腎臓・肝機能障害の身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 精神通院の自立支援医療費助成

 ワクチン接種には、大きなメリットもありますが、デメリットもあるかもしれません。強制されて行なうのではなく、各人が良く考慮して受けるかどうかを決定してください。

 なお、デメリットの1つとして副反応がありますが、一般的な副反応である腕の痛みや発熱などには鍼灸治療が効きます。ですので、接種した次の日などに鍼灸治療を受けるのも良いかもしれません。

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