カテゴリー別アーカイブ: 鍼灸治療の効果
風邪をひいたので…
先日、スキンタッチの講習会に行ってきました![]()
スキンタッチとは、「小児はり」の技術を、ご家庭でも簡単にできる健康法としてアレンジしたものです。鍼やお灸のかわりにスプーンや歯ブラシ、ドライヤーを用います。
来月に柏市豊四季の幼稚園で友人たちと共に行うこともあり講習に参加してきました。
今回は、「子どもの発達とトラブル対処法」と題して保健師、助産師でもあるスキンタッチ会会員の講演です。自分ではなかなか体験できない事柄をこうした機会に学べ大変貴重な時間でした。
子供の発達や普段訪問相談員として活動していて尋ねられる事、放射能を恐れるあまり外出を極端に控えうつ傾向になっている方が多いことなど盛りだくさんの楽しい講習会でした。ママたちは本当にたくさんの疑問を持ちながら子育てに奮闘しているのですね。イクメンという言葉が広く用いられるようになりましたが、残念ながらまだまだ欧米に比べるとパパの育児・家事参加の時間は極端に短いようです。パパの助けはもっともっと必要ですよ![]()
今日は、予約も少なめで少し骨休め出来るかと思っていましたが、朝から電話が鳴り続け、結局朝から晩まで休憩なくいっぱいでした。
そんな中、あった電話の一つが、『風邪をひいたので…』というものです。
そのあとに続くのは、 『風邪をひいたので、予約をキャンセルさせてください』 あるいは 『風邪をひいたので今日治療してください』 の二通りあります。
一般的に、はり灸というと腰痛と考える方が圧倒的なので風邪をひくとくるのが辛いため予約をキャンセルする傾向があります。しかし、今日の方は、逆に治療を希望してきました。
この患者さんは、1歳ぐらいの子ですが頻繁に体調を崩し高熱が続くことが毎月のようにあり来院してくるようになりました。今では高熱が続くことはあまりなくなり体調が悪いときだけの来院となりましたが、病院に行っても熱がひかないのに、はり灸治療をうけると不思議と下がる、そんな経験を何ども繰り返すうちに風邪をひくとママに連れられて来院するようになりました。
『風邪をひいたので、予約をキャンセルさせてください』 という電話があると、そんな時こそ鍼灸治療を受けてくださいと言いたくなります。もちろん言う時もありますが…。ぜひ、体調を崩したからこそはり灸治療にくるようになって欲しいです。鍼灸治療は、腰痛だけではありませんよ〜![]()

写真は、次から次へと花が咲いていくセントポーリアです。昨年の失敗を糧に今年はうまく育ってくれています
ようやく
昨日、無事に学会発表を終えることができました![]()
今回鬱病(うつ病)の発表をさせていただくにあたって、うつ病をとりまく現状を色々と調べましたが、うつ病などの精神疾患で休職されている方が年々増加してきていること(昨年度は十数年ぶりに減少しましたが)、世界的に見ても日本では自殺される方が多いことを知りました。
本人はもちろん多くのご家族(ご遺族)が苦しんでおられることと思います。
それと共に、精神疾患に鍼灸治療が効果的であることをまだ多くの方がご存知でない現状も改めて感じました。
当はり灸治療院は、心の健康に関する鍼灸治療の国際共同研究に参加しておりますが、こうした研究がこれからも広く行われ、多くの方に鍼灸治療の事を知って頂きたいです。
自分にはわずかなことしかできませんが、来院してくださった方にはこれからも誠実に最善を尽くしてはり灸治療を施し少しでも早く回復し、社会復帰することを手助けしていきたいとも思います。
諦めたりせずに一度鍼灸治療を受けてみてください。
もう一つの話は、心理学に関するものでした。医療従事者として患者さんの事を理解することが日々必要となりますが、ともすると独りよがりになりがちです。今回の話を聞いて改めて自分自信を客観的に見直すことができ、改善点を見つけることが出来ました。臨床家として少しづつさらに成長し、患者さんに喜ばれる事を願っております。
ゆっくりと…でも着実に
先日アネモネに付いて書きましたが、(以前の記事)その後も着実にゆっくりですが開花してきています。
球根から育てている矮性のものは、しっかりと色づいてきました。

高性種の物は、どうやら白色の花のようです。そろそろ、少し開き始めてきたようです。

毎日見ていると、育っているのかわからないぐらいゆっくりとした成長です。以前掲載した記事の写真と比較して初めて思っていた以上に成長していることに気づきました。
はり灸治療も同じのような感じがします。はじめの頃は患者さんもすごく鍼灸の治療効果を感じても、何ども治療を重ねるごとにあまり回復していないように感じることがあるようです。
そんな時でも実はアネモネのようにゆっくりと着実に回復しています。以前の状態を思い起こさせると、そういえば…
と治療効果を感じられることがしばしばです。ゆっくりとした変化だとあまり実感できないことがありますが治療を続けているといつの間にか以前とは違うことに気づきます。
様々な要因で時には、症状が悪化することもあるかもしれません。それでも焦らずゆっくり、着実にはり灸治療を続けて綺麗な花を咲かせられますように![]()
精神疾患
先日書いたように、今度うつ病に関する症例報告を行います。
様々な資料を集めていたので、精神疾患に関して新聞等に情報があると一番最初に目が行くようになりました。
先日、公立校の教員の休職者に関する22年度の報告が文部科学省からだされました。
それによると、病気休職者は8660人でそのうち、鬱病(うつ病)など精神疾患が原因の求職は5407人
62.4%の方が精神疾患で休職中との調査結果でした。
この数字自体は、18年ぶりの減少。そのためその点を見出しにしている新聞が多かったように感じますが、前年度と比較するとわずか0.9%の減少。ほとんど横ばい状態です。しかも、今年は地震や放射能問題、経済問題等山積していたので23年度は再び増加に転じるように感じます。
減少していたことよりも10年間で2倍になり、依然として深刻な状況であることを見出しにしていた日経新聞に共感しました。
教員だけでこれだけの方が精神疾患で休職していますので、一般の企業に務めておられる方を含めると一体どの程度の方が精神疾患で休職されているのでしょう?収入も限られ厳しい生活を強いられる方達やご家族のことを考えると胸が痛みます。
うちのはり灸治療院にも休職中の方が何人かおられましたが、継続的に針灸治療を受けられている方は、全員職場に復帰しています。
うつ病など一人で悩まずに一度針灸治療を受けてみてください。

写真は、すずめの森はり灸治療院にまだまだ咲いているサルビアです。さすがに寒さに負けてきていますが、もうしばらくは咲き続けそうです。サルビアの花ことばは、『燃える心』 『 知恵』 『 家族愛』 などです。
家族内に愛のあふれる家庭ばかりだったら精神疾患の方もここまでは増加していなかったかもしれませんね。ぜひ、鍼灸治療を受けて燃える心(意欲?)を取り戻してください。
ギャップ…

ようやく、種から育てているすみれが咲きました。何度かパンジーと書きましたが、正確には今年蒔いたのは虹色すみれとよく咲くすみれの赤系と黄色系の二種類。
よくわかりませんが、小さい花がたくさん咲くのがビオラで大きい花がパンジー、その中間がすみれなのでしょうか![]()
今回は温度管理に失敗しましたが、それでも咲いてくれたひと株。とても愛らしいです![]()

最近、こちらと患者さんとの間に大きなギャップがあることを痛切に感じました。。脊髄小脳変性症の方ですが、はり灸治療を始めてから大きく変化してきました。最初の問診の際は、本人の言葉を借りればはとのように首が常に動いていました。また腕や足もせわしなく動きじっとしていることができない状態でしたが、ひと月ほどはり灸治療を行なったところそれらが治まりじっと座っていることができるようになりました。また、それまでは仙骨部の痛みにより仰向けに寝れなかったのが寝れるようにもなりました。それに加えて西洋医学的な各種の検査数値も大きく改善してきています![]()
それなのに……患者さんには、鍼をしても全然変わらない、期待はずれと言われてしまいました![]()
患者さんとしては、はり灸治療を行う事により長年続いている車椅子生活に別れを告げ、自由に歩けるのではと思っていたようです。
色々とはり灸治療により変わってきているけど、歩くことがまだできないから本人にははり治療を行う前と全然変わらないと感じるようです。
いくら多くの良い変化が現れてきていてもそれが患者さんの希望と一致しなければ…。
どうすれば患者さんに様々な変化を理解してもらい、喜んでいただけるのか、また現実的な見方をしてもらえるのか 難しい〜。。









